やっと一太郎2018を買ったので、同人作家さんや電子書籍を作る人におすすめしてみる

いつもどおりダウンロードのプレミアム版(バージョンアップ)をJust MyShopで買いました

www.justsystems.com
今月中は特別優待価格で、定価よりもちょっとお安くなっております。
今気づいたけど去年のわたしはなぜかバージョンアップ版ではなく特別優待版を買っていた…2千円ほど無駄に払っていた…まあいい…まあいい…。

インストールしましたが、2017から環境ファイルを引き継いだので違いが特にわからないっちゃわからないです。
不便なことがなかったということだし、使い勝手が違うと慣れるのが面倒なのでUI含めて変わらないのはありがたい。

ポメラ(DM200)が対応になったのも大変ありがたいです

最近全然ポメラ使ってないけど…。
2017年だとDM200の文書ファイル一覧を読み込んでくれなかった。
ポメラで書いた文書を一太郎文書に挿入するのが楽になったので、これで外でちょっと書いたものを一太郎で作ったデータに足してく形でやりやすくなるかな~。

同人誌の入稿っていうのをちょっとやってみたいんですが

いつも使っている印刷所がリストに入っていないので、ちょっと迷う。
要望を出したら対応してくれたりするんだろうか。
と思っていたけれど、これ単に入稿用のデータをPDFで作るってだけか…てっきり、グラフィックさんのダイレクト入稿みたいな機能かと思ってました。
www.graphic.jp
Illustratorプラグインを使ってアプリを開いたままその場で入稿チェックができる、ものすごく便利な機能で(しかもちょっと安くなる)、最近はもっぱらこれを利用しているのですが、一太郎の場合は入稿するためのPDFデータを作れるというだけだった。
とはいえPDF入稿(というかPDF作成)が初めてという人には優しい機能だと思います。JUST PDFは操作が簡単だし、一太郎以外でも勿論使えるし、複数のPDF文書を一枚にまとめるのも一発だし。

小冊子を作るのも便利そうなんですが

わたしはコピー本(出力本?)を作る時はfine printを使っているのでようわからん。
たぶん便利なのでは。

小説向けの機能のうち2018で加わったっぽい中でありがたいなと思ったのは

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2倍ダーシをあらゆるフォントで入力

ですかね、以前はダーシだけ選択して間が開かないフォントに変えたり、ダーシ一本を200%に引き延ばしてましたが、その手間がなくなる。
わたしがいつも使っている書式でリュウミン使うと特に何をしなくても間は開かないんですが、イワタ明朝体オールドなんかは間が開いてしまっていたので、ジャンルを変えた時に役立つであろう(ジャンルごととか作品の傾向ごとにフォント変えて同人誌作ってます)。

「文字グラフィ」はカスタマイズしようとすると滅茶苦茶使い勝手が悪いし、デフォルトのデザインだといまいち垢抜けないので、今後も使う気はない…んですが、花子プラスはどうなのかな。
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たしかめたら、サンプルが増えただけで相変わらずカスタマイズ向きではなかった。

一太郎とか花子は一からパーツを作るのではなく用意された図や変形方法などを組み合わせて使うのがメインな感じで、わたしの力量では、何をどうやっても、どうしても、学校だよりみたいなデザインになってしまう…ので、使用を避けているんですが、多分使う人によってはもうちょっとパッとしたものができるんだと思う…。
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フラットデザインという概念はない。花子自体のロゴはフラットになったというのに。

せっかく同人誌に寄り添ってくれているのだから、これを機に花子マスターを目指すのも面白いような気がしてきた。
ありものを組み合わせて何かを作るというところでは、使い勝手は滅茶苦茶いいと思います。
もちろん最初に抱き合わせている以外に素材集などを買ったり、別のソフトで自作した素材を使うこともできるので(しかし素材作れるソフトが別にあるならそっちで入稿データも作った方がいいと思う)、ソフトがどうこうってよりもやっぱり使う人のセンスの問題でしかない。
花子に「井上のきあパック」とかつけて一太郎と抱き合わせれば同人小説を作る向きには滅茶苦茶売れるんじゃないだろうか。

投稿サイトへの対応は以前からあってすごく便利で

ここはすごく同人作家さんへの推しどころなんですが、2018でその辺も機能アップしていた。
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テキスト読み込みでふりがな・傍点を自動設定

という機能も地味にありがたい。

一太郎にテキストを読み込む際、テキスト内にふりがなや傍点の形式で記述された文字列を解析し、自動的に、一太郎文書上でふりがなや傍点を設定できるようになりました。
一太郎2017で、小説投稿サイトへの投稿を考慮した、テキスト保存時のふりがな保存形式の強化を行いましたが、小説投稿サイトで修正した内容を一太郎に取り込んだ場合の利便性が格段に向上します。一太郎で執筆して小説投稿サイトに投稿、という相互の連携がスムーズに行えます。

たとえばpixiv投稿した小説をpixiv上で修正した時とか、それを同人誌でまとめるために一太郎に貼り直すと、pixivの特殊タグがそのまま出てしまっていたんだけど、そこが自動的に修正されるっぽい。
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だいぶ便利だ。

あと私はウェブと一太郎上で小説の書き方を変えないんですが、「ネットに投稿する時は改行いっぱいする」「地の文の頭の一マスを空けない」派閥の人は、

小説文でまとめて改行削除

という機能がすごく便利な気がします。
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「なろう系作家を狙い撃ち」的なことを言ってたな。
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(しかし書籍化の場合この辺は編集さんがやるもんだと思ってたけど、本人がやるもんなのだろうか)

電子書籍作成も大変便利です

わたしもKindleに同人誌を置いてもらったりしてますが、一太郎の機能で作りました。
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固定レイアウトとリフロー、各種形式に対応です。
マジで滅茶苦茶楽です。今は電子書籍用のファイル作ってくれるソフトやサービスも結構あるけど、一太郎使いは一太郎で完結できるのでとにかく楽ちん。

文書の校正機能もさすがにとてもいいです

カギ括弧内の台詞のらぬき文字は見逃し、地の文ではきちんと指摘するとか、うっかり「フラペチーノ」などと書いてしまったときに「フラペチーノ《商標名》」と出てくれるので、「喫茶店でフラペチーノを頼んだ」みたいな妙な文章を書かずにすみます。二重敬語の指摘なども。
書いてる途中でもちょこちょこ指摘してくれますが、書き上げたあとに小説用の指定をして文書校正をかけると、きめ細かく誤字脱字誤用などを摘出してくれます。
という辺りはずいぶん昔からある機能だけど、改めて推しておく。

プレミアム版を買った方がいい人

前にもブログに書いたけど、プレミアム版だと

がついて来るので、本当に、広辞苑派の人と小説向きのフォント持ってないわって人は、今回だけでも買った方がいいと思います。

広辞苑 第七版(普通版)

広辞苑 第七版(普通版)

紙だと普通版で8500円する。
広辞苑 第六版 for ATOK

広辞苑 第六版 for ATOK

ATOK連携の電子辞書で8504円、これにATOK本体が必要なので、持ってない人は月額286円(税抜き)かかる。
ATOK連携の電子辞書は、文字を打ち込んで変換したあとにENDボタンを押すと簡単に辞書引きできるやつです。
表現力・語彙力をアップする連携電子辞典『広辞苑 第七版』 | 日本語ワープロソフト 一太郎2018 | ジャストシステム
広辞苑以外にもいろんな連携用の電子辞書があるので、広辞苑アンチな人には別に勧めない。ただ、辞書引き機能は本当に便利です。


フォントはイワタ明朝体オールド単品でこの値段です。
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明朝体オールド 書体イメージ|製品情報|株式会社イワタ
わたしはこの価格で買いました…。
しかも他に7書体あります。
わたしが個人的にイワタ書体を好きなのでとても推す。
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角川文庫・角川ルビー文庫集英社スーパーダッシュ文庫などの本文でも使われていたと思います(ちょっと前に調べたので、今はわからん)。

2019年はリュウミンがついたりしないかしら。リュウミンついたら本当にいろんな人にダイマします。

イワタは販売用の電子書籍作成やPDFをウェブ公開する場合に制限があった気がするんだけど、一太郎搭載のフォントは電子書籍もPDF配布もオッケーなので、その辺も大変嬉しいですね。
[056694]イワタ書体(8書体)の使用範囲について

詠太がついてるのも変わらずいいですね

なんで詠太ってデフォルトで変換できないんですかATOKさん。
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詠太は文章読み上げソフトですが、自分の書いたものを読み上げてもらうと誤字が減ったり、変な言い回しに気づいたりできていいですよ。
あと知人はpixivの小説を読み上げソフトに入れて読んでもらいながら漫画描いてるって言ってたので、そういう利用方法もあるみたいです。

総じて

ワープロだけではなく、日本語入力システム、広辞苑、イワタ書体が8書体、文書読み上げソフト、高度な校正機能、PDF作成ソフト(編集可能)がついて、メーカー直営店ダウンロード価格25,596 円 (税込)、MicrosoftOfficeやJustSystems製品を使ったことのある方は特別優待価格16,621 円 (税込/2月28日まで)です。
わたしはバージョンアップ版・プラチナ会員価格・ポイント利用で8,636円とかで買いました。

毎年なんでこんな一生懸命一太郎ステマ(ステ…?)をしているかといえば

一太郎がなくなるとわたしが困るからです。
2018は2017以上に同人小説書きさんあたりに話題になってる気がするしみんな買うだろうしどうしようかな、ちょっとだけと思っていたら、一太郎に関するニュース記事を見て腹が立ったので、今後も買い続けることにしました。
産経は一太郎に親でも殺されたのか?