エレキ祭りの質疑応答を見返したり、インタビューに答えたりで、オタクとしての自分の成り立ちに思いを馳せる


バレンタイン後にバーに行ったら「数日遅れですが…」とすごくおいしい生チョコをサービスでいただいて、わたしはにゅるっとした触感のチョコは苦手な場合があるんだけど、これはすごくおいしくて、でも手作りで他に二個とないチョコっぽくて、もう食べられないんだなと思ったら悲しくなってきた。
時々「苦手な食べ物だけどたまにこれだけは平気というメニューを出すお店」に遭遇するんですが、大抵はそのメニューのスタンダードから外れる、要するに「大勢が好きではないもの」なので、あっという間に店ごと消え失せるという悲劇にもよく遭います…。

▽・w・▽話題が変わるマーク

オタク遍歴を教えてください、とか、いつから小説を書き始めたんですか、とか、質問を受け付けるとよく訊かれることで、しかし最近あんまりそういう企画もなかったので忘れてたけど、そういえばわたしは特に生まれつきオタクではなかった。

いや精神というか魂はオタクなんですが、田舎者だしネットのない時代に幼少期を過ごしたので、胸を張ってオタクでござるとオタクっぽい言い回しで言えるようになるまでが結構長かった。気がする。

実はいつまでもオタクに対して引け目があって、オタクとして名を成した人たちに気後ればかりしている。
傍から見ればわたしも充分りっぱなオタクに見えているだろうなという気もするんですが、でもやっぱり、アニメについてとか全然詳しくないし、同人誌界の一時代を築いた人たちは神さまみたいに思えるし。
一生懸命アニメージュとかぱふとか買い込んで勉強をしたな…と懐かしく思い出すのであった。

オタクの定義がまず難しいんですが。
自分にとっては「クリエイティブな部分で他者を超越する知識や才能を持つ人」というイメージが最初に出てくるので、自分の目で見て「あの人はオタクだ!」と思うともう憧れしかない。
「あたまおかしい」は自分の思うところのオタクに対する最大の賛辞です。
わたしは何の文化に対しても造詣が深くないので、オタクです、と言うのが難しい。
腐女子です、とか漫画好きです、とかなら言えるんだけど。
「オタク」って自分の中ではものすごく特別な言葉になっている。

サブカルとオタクの違い、みたいなことをちょっと友達と話したりして、普段あんまりそういうこと考えないけど、おもしろいな~と思った。

全然関係ない話なんですけど、美容院で「サブカルクソ女みたいな髪型にしてください」と伝えたつもりがうまく伝わらなくて「フランスパンを抱えて並木道を歩いていそうな素敵な奥様」にされてしまって死にたくなったのを急に思い出した。
『前髪ぱっつんで毛先ワンカールの奇妙な茶色をしたボブ』にしてほしかったんです。
せめても、と思って赤いベレー帽でクソオタク風味を出そうと思ったのにその時ベレー帽流行ってることに帽子を被って街を歩いている最中気づいて絶望した。
もしかしたら「最近はやってる感じのボブにしてください」って言ったら思ったとおりにやってもらえたのかもしれない。

本当に全然関係ないこと書いてるうちに思い出したけど、わたしが思っている「オタク」は「オタク」じゃなくて「マニー」なのかもしれん。

マニー (ウィングス・コミックス)

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ここに出てくるマニーに憧れていたんだな。なるほどな。