渡海奈穂の近況報告の歌

小説家・渡海奈穂の買った本とか日常のどうでもいい感じの記録、たまに宣伝。

可能性への扉

新入社員向けのビジネスマナーを調べていたら、「先輩の社会の窓が開いている場合どうするか」みたいな項目があって、何かズボンのファスナーが開いてることを「社会の窓が開いてる」って! 言うんだって! そういえば何かあったねそういう言い回し!
一体何がどうなって社会の窓なのか、ということを調べたら、

1948年-1954年、1959年-1960年にNHKラジオで放送された情報番組「インフォメーションアワー・社会の窓」。「社会の内情を暴きだす」という内容だったことから、この番組が日本での俗語の語源にもなった。

ズボンのファスナーを「社会の窓」と呼ぶのは、昭和20年代に始まったNHKラジオの番組名に由来します。
http://www.jubako.com/bn/index.php?399

正式名は「インフォメーションアワー・社会の窓」といい、納税・刑事告訴・石炭・節電など、ありとあらゆるテーマを掘り下げて鋭くレポートしていく社会派番組でした。。
「本当は隠されている部分だがその中を覗くとその人間の大事なものが見える」というのがその番組のコンセプト、ただそれがいつの間にか意味が転じて、「中を覗くと大事なものが見える」=「ズボンのファスナー」となり、やがてファスナーのことを比喩して番組名の「社会の窓」呼ぶようになりました。

Wikipediaやら知恵袋やらにこんなん書いてあった。日本人の造語の作り方ってハイセンスだよなあと常々思います、太古の昔から…。
今でもこんなふうに言うのかしら、と思って調べたら、今でもやっぱり言うんだって! 実際聞いたことないよ! どこで言うんだ、会社か…こんなこと上司に言われたら新入社員は一体どうやってうまいこと答えればいいのだ…。
社会人って大変だなって思いました。大体ビジネスマナーに「社会の窓が開いている相手への注意方法」が含まれていることにびっくりしたよ!
(今読み返したら、マナーの説明っていうかコラムで、『どうするべきか正しい答えはない』って結果になっていた。そりゃそうだろうけど)
 
そういえば秋くらいに、新宿のルミネでトイレ入ったらパンツにスカートの裾挟んだままヴェトナムアリスまで歩いてしまって、彼氏と一緒にいた女の子がターッと走ってきて、周りからわたしのパンツが見えないように隠しながら教えてくれた。ありがたかった。恋に墜ちるところだった。わたしいい大人なのに、スカートにパンツ挟むって*1…鏡も見たのに、なぜ…。
みなさんも社会の窓とスカートの裾には気をつけてください。
 
ところでBL書いてるとよく自分の、もしくは相手のズボンのファスナーを下ろすんですが(登場人物の話です)、チャックって書くかファスナーって書くかジッパーって書くか話によって一応変えている。多分正式にはファスナーなんだろうけど、今度サラリーマンものとか書く時は「受は攻に近づくと、その社会の窓をそっと開き…」みたいな感じに書いてみたいなって思いました。
それか40代くらいのおっさんがぴちぴち20代新入社員を喰おうと耳許で「社会の窓が開いてるよ…」って囁くんだけどジェネレーションギャップで20代がぽかんとしちゃって、何かよくわかんないけどいろいろあって攻のつもりだった40代のおっさんが20代新入社員に喰われる話を書きたい。

*1:やだ素で間違った、逆でした*12/18