渡海奈穂の近況報告の歌

小説家・渡海奈穂の買った本とか日常のどうでもいい感じの記録、たまに宣伝。

今度は小学一年生ですって

引き続き小学四年生へのお勧め本ありがとうございます。
今回も長いのでたたみます〜。
 
 
 
 

わたしが小学四年生の時に出逢ったコバルト文庫新井素子さんでしたー。それまで江戸川乱歩の少年探偵団とか伝記ものばかり読んでいたのに、一気にジュニア小説にハマったきっかけです。未だに本棚に大切に仕舞ってあります。ご参考までに。

わたしは小学校五年生の時でした! 新井素子さんのこの本↑がなかったら、わたしは小説家になってなかっただろな〜と思います。すべては素子姫からはじまったのでした。
星へ行く船シリーズいいかな、と思ったんですが、「通りすがりのレイディ (集英社文庫 コバルトシリーズ 75-D)」とかちょっと小さい子が見るのにきついネタかな、とか、「そして、星へ行く船 (集英社文庫―コバルト・シリーズ)」のあゆみちゃんの気持ちを四年生が理解できるかな、とか二の足を踏んでいる…。
でも太一郎さん(わたしの小説の初恋)が格好いいのでいつか読んでほしい。
ふたりのかつみ (角川文庫)

ふたりのかつみ (角川文庫)

いつか猫になる日まで (コバルト文庫)

いつか猫になる日まで (コバルト文庫)

この辺なら平気かな。っていうか続きは…姫、ふたりのかつみの続きは…!!
大好きな
…絶句〈上〉 (ハヤカワ文庫JA)

…絶句〈上〉 (ハヤカワ文庫JA)

…絶句〈下〉 (ハヤカワ文庫JA)

…絶句〈下〉 (ハヤカワ文庫JA)

ですが、これはやっぱり第13あかねマンション絡みを全部読ませてからじゃないとなあ、とか。
二分割幽霊綺譚 (講談社文庫)

二分割幽霊綺譚 (講談社文庫)

とかほんともう大好き!
あーわたしがあんま興奮しても仕方ないんですけどね!
グリーン・レクイエム (講談社文庫)

グリーン・レクイエム (講談社文庫)

これはもうちょっとおとなになってからかな。収録されてる「宇宙魚顛末記」と「週に一度のお食事を」もぜひぜひ読んでほしい、そんでしかるがのちに
ひとめあなたに… (角川文庫)

ひとめあなたに… (角川文庫)

ですね! ことこと煮込んじゃうぞ〜。
自分のお友だちに素子姫を勧めるなら、とりあえずとかからかな、ってお友だちのことは関係ありませんよね。でもこのシリーズはタイトルもすごい好きなんですよね、「眠たい瞳のお嬢さん」とか「傍若無人な冷蔵庫」とか。章タイトルだけど「醤油の上に人が座ると、それはやはりまずいような気がする」とか「誰も知らないペリドット」とか。これも絶版みたいだけど、新婚物語の最後の二冊だけさべあのまさんのイラストじゃなくて沢口靖子の写真が表紙になってるからさべあさんのでほしいんだよねえ。陣内孝則がたーさんだったのにドラマだとまーさんになってたんだよね。
あれすみませんだめだ素子姫の話になると止まらなくなる。
何とか一冊くらい選んでみようと思います。冷静に。
しかし素子姫を読ませるとわたしのように書く文章が姫化してしばらく苦しむことになりはしないかといらぬ心配が。
おもしろいからいいか。
 
江戸川乱歩は、ぜひ頭がやわらかい子どもに読んでほしいです、「ええええええええ!!!!!」みたいな興奮を味わってほしいな〜。
素子姫も乱歩もうちにありますが、貸したくないので新たに買おうと思います(こればっか)。
乱歩は、二十面相のシリーズがいいような、いっそ
孤島の鬼 (創元推理文庫―現代日本推理小説叢書)

孤島の鬼 (創元推理文庫―現代日本推理小説叢書)

で子供心に消えない衝撃を植え付ける方がいいような、迷うところです。でもまあ少年探偵団か? いやしかし。どうしよう。
 
その他、ひとことフォーム以外から教えていただいたものを。すみません個別にお返事したいんですが、異常に長くなりそう&せっかくだしおすすめいただいた本を紹介したいので、ブログ上のコメントで返信に代えさせていただきます。
 
 

↓と、ダイアナ・ウィン・ジョーンズの英才教育をお薦めします!

魔法使いハウルと火の悪魔―ハウルの動く城〈1〉

魔法使いハウルと火の悪魔―ハウルの動く城〈1〉

アブダラと空飛ぶ絨毯―ハウルの動く城〈2〉

アブダラと空飛ぶ絨毯―ハウルの動く城〈2〉

映画は見たのかな(姪)、見てたら取っつきやすそうですね。ていうかわたしが読(略)
 

星新一なんかも結構食いつきますよ。

ボッコちゃん (新潮文庫)

ボッコちゃん (新潮文庫)

とりあえず名作を貼る。
星新一阿刀田高筒井康隆のショート・ショートはわたしも激しく通った道です(親の趣味で実家にあった)! 短いからさっと読めていいや、と思いつつ、結局がまんできなくて一気に読んでたな〜。
後者ふたりはちょっと毒が強いかもなので、もう少しおとなになったらそっと渡してみようかな。
星新一は、わたしが小学生の時に教科書に載ってた記憶。こっちも毒入りですが、小さいと毒が入ってることもわかんない気がするからいいかもしれません(そしてもちょっと大きくなって読み返して「…ああ!」みたいなのを味わってほしいなとか)。
何冊か見繕って、反応よかったら別のも送ってみようとメモ。
 
偉大なワンドゥードルさいごの一ぴき (1979年)

偉大なワンドゥードルさいごの一ぴき (1979年)

絶版だ!
寡聞にして存じ上げない作品だったので、気になって調べてみたら、サウンド・オブ・ミュージックで主役をつとめた女優さんの書かれた作品だそうで、おもしろそう。
しかし残念ながら絶版で、今復刊ドットコムで投票中だそうです。投票してこよう…(また自分が読みたくなっている)。
 イギリスの! 寄宿舎! 女子!!(また自分が読
 
雪月の花嫁 (コバルト文庫)

雪月の花嫁 (コバルト文庫)

366番目の夜 (コバルト文庫)

366番目の夜 (コバルト文庫)

箱のなかの海 (コバルト文庫)

箱のなかの海 (コバルト文庫)

こ、これも絶版だそうです。樹川さんは楽園シリーズが実家にあったような記憶が(むっちりむうにいさんのイラストに覚えが)。手に入らなかったら、本屋さんにあるやつを読んで、送ってみようと思います。
 
ディアナ・ディア・ディアス (徳間デュアル文庫)

ディアナ・ディア・ディアス (徳間デュアル文庫)


素子姫おすすめふたりめ!! そして絶版…。
扉を開けて (コバルト文庫)」が新装版で出たみたいなので、こっちどうかな。「ラビリンス 迷宮 (徳間デュアル文庫)」も大好きなので、どうせなら三冊全部読ませたいな〜。江古田、練馬…。
 これはわたしも宮部みゆき作品の中で一番好きなお話です! 青い鳥文庫になってるのを知ってびっくりです。でもたしかに小さい子にもすごく読みやすくて、楽しいちょっといい話、って感じですね。
 
 
こんな感じで、みなさん本当にいろいろありがとうございます!
 
い、いかんな、やっぱり姪に読ませたいとかいうより自分が読み返したい&読みたい熱ばかりが燃え狂って大変です。
今日まで母が自宅に遊びに来ていたんですが、誕生日に、といって小説買ってもらったよ…!
「いいよ誕生日なんて気にしないでよ」とかいいつつ「本買ってあげる」と言われた瞬間息を乱しながら「に、にさつくらいいい?」とか言いながら足を書店に向けていました。気づいたら手に五冊。ありがとうお母さん…。
子どもの頃から、読む本に困らなかったことにほんと感謝します。
 
だが姪もこんなおとなになっていいのか?
 
ところで小学四年の姪の下に、もうひとり、小学校一年生の女の子がいるので、上の子だけに贈り物をするんじゃかわいそうだから下のは何がいいか、と母に相談したら「上のよりもむしろ下の方が本が好きみたい」とのことでしたので、こっちにも、本を選ぶことにしました…。
す、すみません、もし小学校一年生にお勧めの本がありましたら、こちらも教えていただけますと嬉しいです。
上の子が一年生に上がる時にこの辺をあげているので、まあこんな感じでまた送るつもりですが。
 
あーもうしばらく本屋さんもネット書店も見るのやめようと思ってたのに「でもしかたないよね」とかいいながらあれこれ買ってしまってよくないです、よくないです。
でも楽しい。読書ってすばらしい。