渡海奈穂の近況報告の歌

小説家・渡海奈穂の買った本とか日常のどうでもいい感じの記録、たまに宣伝。

ごみ箱を空にする

こないだ病院に検査+薬をもらいに行かねばならない日だったので、念のために、と思ってお財布に二万円と少し、持っていったんです*1
しかし、わたしの家から駅に行くまで大きな本屋さんがあるんです。
しかし、病院もよりの駅から病院に行くまで大きな本屋さんがあるんです。
結局病院代は、計一万三千円くらいでした。
お金が全然足りませんでした。
わたしは、いったい、いい歳をして何をやっているのだろう。
いや一回目の本屋では理性を保って、どうしても買わなければならないまんがだけを二冊、買ったのです。
でも二回目の本屋さんで、捜していた内容にぴったりの本をみつけてちょっと冷静さを失って、あらまあこんな本出てたのねと新刊の棚で理性の箍が外れかけ、あれこれ読みたかった続き重版かかったんだ! というあたりで自分が何のためにこの駅で降りたのか忘れた…。
気づいたら両手に一抱えでほくほくでした。
いや違うほくほくしてる場合じゃない、急がないと受付時間が…と思って本を抱えたまま病院に行って、検査の途中でハッと我に返って、(こ、これはもしかしたらお金足りないかも…)と思って、本当はやるべき検査をひとつ、やめた。
そしてその検査を一年以上してないことがわかってお医者に怒られた。高いし痛いから後回しにし続けていたらずいぶんサボってしまっていたので、今日こそは、と思ってお金持ってきたのに。
でもその検査をやめたならまあ足りるだろう、と思っていたのに、想定外の検査がお医者の判断で加わり投薬受けて、会計の時財布見たらもはや一万円札なんかどこにもなかったのです。
す、すみません銀行行って来ます! と病院を走り出て(走るな)、お金下ろして走って戻ってきたら(走るな)、受け付けの看護婦さんに「フフッ」て笑われてそれがすごくかわいかったのでもういいんです…。
 
お金をおろしている間に人からメール来たので、切ない気分で現状を説明したら、「またお金足りなかったの?ちんさん、しっかり!」とレスがきた*2
うん、いい加減しっかりしたいです…。
 
最近クレカはあんまり使わないようにしよう、本はお財布に入ってる現金だけで買おう、と自分を戒めていたんですが、本屋に入った瞬間、「あら今日はこんなにたくさんお財布にお金があるよ!」ときらきらした気分になって、そのお金が何のためのものかなんて頭から吹っ飛んでいたのです。
こういうおとなになってはいけません、というお話でした。

*1:いつもは5000円くらいしか入ってません。

*2:メールの相手は担当さんでした…。