渡海奈穂の近況報告の歌

小説家・渡海奈穂の買った本とか日常のどうでもいい感じの記録、たまに宣伝。

ヤンバルクイナ

同じジムに通っているオバちゃんたちに問いたい。
なぜ一方通行のプールを逆走してくるのか、
なぜ狭いコース内を五人で固まって歩くのか、
なぜ泳ぎもしないのにプールの隅でも固まっているのか、
なぜ風呂のシャワーが隣の人にかかっても気にしないのか、
なぜ冷水を浴びる時そんなに勢いがいいのか、
なぜ吐いた痰や洟を洗面器に入れてあまつさえそのまま床に流すのか、
排水溝は目の前だ。
 
最近オバちゃんのやんちゃさ加減が気になって、ぐったりきます。
顔見知りのオバちゃんが集まるとほんとうに怖い。オバちゃんがいない時間帯ってどんなだろう。早朝か深夜しかないのか。
 
そんなオバちゃんの精神攻撃にも負けず、今日もプールに行ってきたんですが、嬉しいこともありましたよ。わたくし泳げないんですが(いっぺんに300メートルくらいしか泳いだことがないので泳げないと主張してきたんですが、300メートル泳げるなら泳げるってことだと言われた。でも海などでは浮き輪がないと水に入ることもできないし、プールでしか泳げないのは泳げるうちに入らないんじゃないかと思ってたんですが、とここまで書いて気づいたんだけど多分わたしは泳げないんじゃなくて波が怖いだけなんだきっと。目から鱗だ。わたしは泳げたんだ。何たることだ)
 
ここまで書いてきてわけがわからなくなってきた。
ええと泳げなくもないけど、泳ぐのはヘタです。猛烈に手足を動かす無我夢中拳なので、泳いでる間ずっと苦しいのね。で、疲れない泳ぎ方を練習しようと思って、ゆっくり動いてゆっくり息継ぎをしてゆっくり進む泳法を最近試しておりました。
でもやっぱ息継ぎがヘタで、やっぱり苦しくなってしまう。一日25メートル×5本が限度でした。
が、今日、一本目を泳ごうと水に入った時、ゴーグルのゴムが緩くて、隙間から水が入ってきてしまったんですね。でもコースの途中で立つと他の人の邪魔になってしまうので、仕方なく片目をつむって、入ってきた水を気にしながら泳ぎ続けたんです。
そしたらな!
水に気を取られて、普通に泳げたんだよ!
息継ぎがすごくスムーズに行きました。
 
俺の意志さえ介在しなければ、俺の体は卓球上手だったのか!
 
裕次郎レベルと気づいて軽くショックでしたが、これから泳ぐのが楽しくなりそうで嬉しいです。
 
水泳、つーと『いやなもの』って認識だったんですが、その原因についてつらつら考えてみた。
あれだ、高校の時の授業だ。元凶です。

  • 上記の通り、泳ぐのがヘタで辛い
  • 高いとこが苦手なので、飛び込みスタートができず、先生に怒られた
  • ヘタな平泳ぎをしてたら、プールサイドから先生にモップで頭を叩かれた
  • さらにヘタな生徒がプールサイドに上がった瞬間横っ面殴られてるのを見た
  • どんな体調でも(察してください)授業を休ませてもらえなくてあれこれ辛かった

 
今こんなことやってたら、確実に訴えられんだろうな、この学校。モップは柄の方でした。まあ殴られたっつーかつつかれたくらいだったんですが、ビンタされてた子は音がすげー響いていた。濡れてたからかしら。「平泳ぎなのに、足を伸ばした時ちょっとバタ足になっていた」のが殴られた理由でした。どうなの。
水泳だー=怖くて嫌なものっていう認識になっているけど、自分のペースでのんびり泳げたらスキになれるかも。もともと水に浮いているのはスキなんです。
 
波が怖い理由には思い当たることがありません。海に行ってもなかなか水に浸かれない。
あと鮫が来たら怖いので、海に入れても遠くまで行けない。
鮫が怖いのは小さい頃ジョーズという映画を観たからです。あんなもんテレビで流すな。