新しい子

本格的に表野君2号がイカレてしもうた。
原稿に使ってるノートPCです。液晶画面の真ん中にピーッと緑のラインが一ドット分入ってたり、キャプスロックキーが吹っ飛んでたりしてたんですが、だましだまし使ってました。
気づいたらファンクションキーの5と6も取れかけ、バッテリも寿命らしく、おとといから役に立たなくなっていました。
バッテリが死んでいたので、ACアダプタをうっかり引っこ抜いたらPCの電源が落ちました。
原稿が消えました。
一行書いてはctrl+Sが基本なので大した被害はありませんでしたが、何かもうどうしようもなく耐え難くなったので、朝イチででかけて新しいデスクトップマシンを買いました。
 
やっぱノートで原稿書くと凝りが酷くなる一方なので、液晶モニタのデスクトップに。液晶デビュー。
十時に家を出たのに、PCを買って家に戻ってきたら三時だった。
 
電機屋の、まるで仕事のできない、虫のようなスタッフに、時間を吸い取られました。
最低条件は「一太郎が快適に動いて、ストレスなくメールのやりとりができて、そこそこネット接続も早いマシン」だったので、選択肢がほとんどなく、欲しいPCはさくっと決まったんですが、そっからが長かった。
店内がやたら繁盛してて店員が誰も手隙でなく、仕方ないので『実習中』って腕章してる人に「PCのことを質問しても大丈夫ですか?」って訊いたら、「はあ、まあ、ひととおりは」っつーからいろいろ訊いてみたんです。で、特にどってことない質問、このマシンのCPUのクロック周波数はあっちの機種と較べてどっちが上か、体感的にどの程度違うか、あとメモリスロットの数とかメモリ増設の場合の金額とか、もっと小さいモニタでここにあるPCと同程度のスペックのものはないかとか、これに全部「うーん……」って考え込んだ後、「担当の者を呼んでまいります」って言ったままいなくなってしまったよ。
ずっとペンティアム信者だった上、最近情報収集もしてなかったのでAMDのCPUについてピンとこなかったから詳しく聞こうと思ったんですが、もうどっから質問するべきかも見当がつかんかったのでやめました。そんな気遣いを客にさせるな…。
で、研修中の社員は、別の社員に声をかけては「今接客中」って断られて、断られて、別の客に声かけられて、っておまえそっちの接客するのかよ!
 
この辺で『保田』とわたしに名付けられたこの店員(いたたた)。かわいそう。
 
保田さんはわたしを置いて別口の接客をしつつ、ちらちらこっち気にして、ちょこちょこ走ってきては「すみませんけどもうちょっとお待ち下さい」って言ってまた別の客のとこに走って戻って、またこっちちらちら見ながら接客して、ってやってるので、仕方なく他の社員を捜したんだけど、他も全員接客中でどうにもならず。
暇だったので、その間にパンフをもらって知りたいことは全部自分で確認しました。最初っからこうすりゃよかったんですが、買い物する時の醍醐味って店員さんとの会話じゃないですか。ビックカメラの店員は語りたがりが多いし(というかちゃんと商品知識を持ってる人が多い)、そのために接客がどうしようもない近場の電機屋避けて電車乗り継いでビックカメラまで行ったのにー。
 
まあ別に急いでるわけでもないし、PC売り場には何時間でもいられるので、あれこれ新製品などもひやかしていたら、やっと保田さんが戻ってきました。
スペック見て本命を決めて、在庫なんかったらこっち、それもなかったらこっち、と第三候補まで決めて、とりあえず「このPCが欲しいんですけど、××まで配送だとどのくらいかかりますか?」って訊いたら「即日です」って答えたので、すげーびっくりしました。機種的に在庫がありそうな感じでもなかったので、取り寄せを覚悟してたし(時間かかる時対策に次の候補まで決めていたわけで)、もし店頭に在庫があったってその日のうちに着くわけがないんですが。
あれー、と思ってたら、「じゃあ伝票を書いてください」って配達伝票渡されたので、ますますびっくりした。
普通はまっさきに在庫確認して、在庫ないなら納期確認して、注文伝票書いて、それから配達伝票書かないとおかしいんですが、全部すっとばしてるから絶対これありえない、と思って「ホントに即日ですか?」って確認したら自信満々に「はい、明日つきます」って、おまえそれ即日って言わないよ!
もしかしたら即日発送と勘違いしてるのかなと思ったら、『即日』という日本語の意味を間違って覚えているらしかった。
 
まあどうせ何買うにしても配送伝票は書くことになるから、と諦めて住所など記入している間に、ようやく保田さんが在庫確認について思い至ったらしく、奥の端末の方へ消える。そしてわたしが伝票を書き終わって、待って、待って、待って、待って、待った後に、やっと戻ってきた保田さんは「あの、店頭にも他のところにも在庫がありません」と言った後ボーッと黙り込みました。
仕方なく「あ、そうすか、で、どうすればいいですか?」って水を向けたら、「別のにして下さい」って言われたので、わかりましたそれじゃ! って移動して、やっと他の客に掴まってない、実習中の腕章もついていない社員をみつけたので「このPCが欲しいのですが」って指さしたら「じゃ在庫調べますね」って速攻消えて、三分で「今在庫切れなのでメーカーに注文して、届くまでにだいたい中六日くらい必要ですね」と教えてくれた。
で、発注書切って正確な配送日時確認して配送伝票書いて、増設するメモリ見繕ってもらって、会計も終わる。
この間十五分くらいですかね。
 
というわけで十時に家を出たのにPCを買って帰ってきたら三時だったわけです。
『研修中』でも異様に詳しい店員もいるので、いちかばちかで声をかけて勝負に負けました。そうだよね、他の社員が出払ってる時にひとりでぼーっとしてる社員に声をかけたのが間違ってるんだよね…。
ワープロ専用機が欲しかったからこの程度で済んだけど、遊び用のマシンだったらもっとひどいことになったであろう。これ、ビデオコントローラはオンボードですか? って訊いたら「はぁ?」って言われた。オンボードでした。もう映像も音もどうでもいいので他の質問はやめた…。
 
そういえばこんなに自分の買うマシンの下調べをせずに買ったのは初めてだ。
あと三年以上同じマシンを使い続けたのも初めてだ。パソコンはだいたい二年で壊れるじゃないですか。表野君は四、五年経ってますが、一年使って使いづらいから次の一年放置、三年目は酷使して、四年目に壊れた。順当ですね。順当に壊れたまま一年使いました。
最近もう表野君を見ると(というか液晶の線を見ると)いらいらして、電源入れるのいやになってたので、あと二年は安泰です。
 
J庭用の原稿書くために買おうと思ったのに、届くのはJ庭の翌日で切ないよ。
サービス。の続きでもコピ本で出そうかな…。
そういやサービス。にもアルバイトの佐山って人が出てきますが、ホモの佐山の関係者です。
っていう話はいつ頃書けるだろうか…。

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